葬儀について

儀礼は心の表徴（外面に表れたしるし）であり、儀式は教義と信仰、更には文化の具象（具体的に示すこと）であります。そして葬儀は、仏教において人生の最も厳粛な儀式です。浄土真宗では、故人を偲んで遺族並びに縁故の方々が集まって共に読経念仏（お経を読み、お念仏を称える）して、尊い仏縁を頂くことがその所意（本当の意味）であります。昨今テレビなどで見聞きするところの直葬（葬儀を行わず直接火葬する）など決してなさらず、先立たれて逝かれた愛しい方のご恩を偲び、規模の大小に関わらず葬儀を営まれますよう切に望みます。

当寺の門徒（檀家）はもちろんのこと、まだご縁のない方も過去の宗教・宗派、国籍に関わらず葬儀についてお気軽にお尋ね下さい。（大切なことですので亡くなられる前にお尋ねになることは、よく言われる「縁起の悪い」ことではありません。）当寺では、お手つぎ寺（菩提寺など）のない方や今までお寺とのご縁がなかった方の葬儀も執り行っています。お気軽にお問合せ下さい。

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